2018年 05月 22日
旅 ー アラスカクルーズ その三 |
ジュノーはアラスカの首都ですが陸続きではなくこの街へも、街からも交通手段は船か飛行機です。確かfさんの住む街もそうだったような!?そしてアラスカにありがちな切り立った崖の手前に2ブロックほどの道路があるのみでした。
今日も晴天、きっとfさんがこのような素晴らしい天候を用意してくださったに違いないと思えるほどでした。どこへ行ってもあなた達はラッキーねと言われました。ひとつ前のクルーズでは曇り空が多く山さえも見えなかったそうなのです。
スキャグウェイはかつて木材で成した街でしたが廃れ、残った建物はたった4軒のみ。クルーズが寄港するようになり、今やクルーズ客を頼みにしたお土産やさん、宝石屋さんが並んでいます。
トレイルから見る景色、内海が穏やかで気持ちが洗われる思いです。
海藻やムール貝がいたるところに転がっていますがそれを採る人さえいないようです。パエリヤが酒蒸しが簡単にできそうなほどムール貝がいました。
30センチほどの足一本で味見。
さて、この白くたなびく煙はどこから出ているのでしょうか?
そのジュノーを後にして夕食後船はスキャグウェイへと北上し、朝6時頃着き部屋のカーテンを開けるとこんな景色が目に飛び込みました。
丸一日この街で過ごせる時間があり、カナダはユーコンまでのバス旅を勧められたのですが他のメンバーは激しいハイキングを計画していました。夫は足首が腫れていてあまり長距離は歩けないようなので、近くて短いトレイルを選びました。
密輸者の湾と呼ばれる小さな湾も静かで綺麗です。
船に戻る前にやはりキングクラブの味見したいと夫が立ち止まり。
なるほど新鮮で甘いです。
どこで獲れたのか聞いたところこの先20キロ北上したところで、船で30分、飛行機で20分、車なら7時間半かかるよと。道路があってないようなものなのでしょうね。
我々の船からなんです。
エコをモットーにしていて船内どこにもプラスチックやビニール等ありませんでした。ゴミ箱もビニール袋など使いません。それぞれの部屋のゴミも紙の袋でしたがそれらを燃やしているようです。一日中煙が出ていましたがアラスカだから出来ることかもしれませんね。
このクルーズの良い点はそこにあり、それともう一つはカジュアルだということ。どのクルーズも一度は船長さんと夕食のテーブルを囲み、その時はドレスアップするのですがそれもなしでした。レストランへもジャケットさえ着ていればジーンズでオーケー、楽チンです。
更に続きます。
お転婆シニア
by otenbasenior
| 2018-05-22 20:41
| 旅