2016年 11月 09日
驚愕の朝 |
気持ちよく覚醒して、さてヒラリーの喜びの顔でも見ましょうかとiPadを開けば嫌な気配が。
頂き物はまた柿です!
Dさんの鉢植えを見れば、アジアンタムが植えてありました。
な、なんとトランプが当選?
何かの間違いではありませんか?
急いで夫を起こして知らせたら、彼も驚きの表情です。
格差でヒラリーの当選を信じていた我々、どんと奈落の底へ落ちました。
今、夕方7時のニュースではサンフランシスコでトランプを受け止めたくない人々がデモをしています。
どうも解せません。
アメリカ人、一体どうなっているのか。
どうも公約したトランプの言葉を信じたい人々が多いようです。
特に経済状態が良くない中西部辺り、過去多くの自動車産業で潤った場所、今では寂れてしまっています。
昔の栄光を取り戻す、仕事を増やす、言うことは簡単です。
しかし、ここまでグローバル化していればどうしても賃金の低い国に仕事は流れます。
仕事のない人々は違法滞在のメキシコ人に仕事を取られたと思い込み。
2012年で 11、400、000人の違法滞在者がいたアメリカです。
2016年では更にその数は増えているはずです。
彼らは低い賃金で良く働きます、そして人の嫌がる仕事についています。
季節労働のぶどう摘み、イチゴ摘みをはじめとして農業に貢献していて、我々はそのおかげで安価な野菜や果物を入手しているのです。レストランの下働き、庭師、コンクリートや野外の工事、大工仕事、売り子、あげればきりがありません。
だから不法でも働いて良いというわけではありませんが、トランプは不法者を国へ返すと公約、これも受けたのですね。
庭師さんがこの辺りから消えてしまいます。
重い雰囲気のまま出掛けます。
友人の息子さんのお葬式、これも重い。
やはり涙は隠せず、流れっぱなしでした、友人夫婦を見るのが辛くて。
たった20歳の短い人生、ピアノが上手でロシアのチャイコフスキーピアノコンクールに出場したとか。
そして高校生の時ハレのカーネギーホールで公演したそうです。
式の間ずっとピアノ曲が流れていて上手だなと思っていたらなんとその彼が9歳の時に録音したものでした。
感情の籠った弾き方、9歳とはとても思えない指さばきでした。
午後、重い気分を引きずっていても仕方ないので庭友Dさんを訪ねました。
今回ははちや柿、これもチップスにするつもり。
好きなプラントですが難しいと思って手を出しませんでしたがこれはカリフォルニア自生だそうです。
それならばと一株頂き、ついでにこれも自生のコラルベル、花は白です。
トランプに対してDさんも憂いを感じていますが、
おしゃべりして大分気分が良くなりました。
お転婆シニア
by otenbasenior
| 2016-11-09 20:13
| 友人と