2017年 07月 25日
融通が利く |
評判の悪いアメリカですが、良いところも数あります。
かつて使っていた陶芸の機械、スラブローラーも手放そうと売る準備。
完熟トマト5キロ、きゅうり1キロ、インゲン2キロ、漸く寄付できる量に達し嬉しいこと。
こんな虫も見つけました。
その一つに融通性が挙げられると思います。
若い頃は無防備でスピード狂だったのでよく(数回きりですよ)車でスピード違反をしました。
その時たいていの警官は謝れば許してくれました。
日本では許してもらおうという気も起こらないのになぜかこちらでは許しを請うのが慣わしになってしまって。
先日買い物をしていてセールのビールがお一人様2箱ずつだとは知らず4箱カートに入れて。
支払いの時2箱がリミットだと言われて返そうとしたら、キャッシャーの人が2回に分けてあげるからと融通を利かせてくれました。
また他の店では何故か袋入りのニンニクしかなく、小売できないか聞いたところ出来ないと言いながらもその袋を破って一つ販売してくれたり。大した金額ではありませんが無駄にしたくなく、こんな親切は嬉しいです。
家中の粗大ごみを片付け始めて、地下室から出てきたもの。
ところが足の4本、ペンキがペロッと剥がれて錆付いていました。
レシートを調べれば永久保証と書いてあります。
早速電話で問い合わせ、相手もペンキの粗悪さを認め、送料のみで新しい足を送りますと。
そんな商売していて大丈夫かなと思っても、こちらも手放すには綺麗な状態にしておきたいし。
そんなで問題なく新しい足4本送られてきて、ウェブで売りに出し、すぐ売れました。
小さなことですがこんな融通性がここでの生活を楽しむ一つの基礎となって居るような思いです。
とにかく会話をすることによって物事が順調に運ぶと思います。
ところがこちらの日本マーケットではそんなこと一切ありません。
ビジネスライクで、お喋りするきっかけも掴めずなんです、何故なんだろう?
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ボランティアの庭から、今日の収穫です。
担当する一つのベッドの野菜は全て寄付すること、最初から告げてあるのに関わらず、トマトを欲しがったり、インゲンを欲しがったりする仲間、どうなっているんでしょうね。
ディルに着く蝶の幼虫のようです。
蝶にかえるのを楽しみに。
お転婆シニア
by otenbasenior
| 2017-07-25 20:10
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